ÉMAncipé

自分をもっと解放していきたい 朗読者EMAの日々

ゲート師匠の講話から(3)

火曜日の朝、気持ちの良いお散歩から、そのまま会場のホテルへと向かいました。

この日の講話では般若心経のお話が印象的でした。

般若心経の智慧をもっと深く理解したいと思いました。

 

(以下講話から一部書き起こし)

……私たちが今このように存在しているというのは、存在していないことが変化した姿だ、そういう風に言えます。難しいでしょ、概念が。

その言葉はどういう意味かというと、仏教では般若心経で「色即是空、空即是色」

「物質」と「物質のない事」に違いはないのだということです。

 科学者たちは言うでしょう? 物質を構成している最小の物質というのは、実は無いんだと。物質を構成している一番の根本的な物質を探してみようと思ったら、分子、原子、素粒子までは出てくるが、素粒子を成しているそれは何だろうと探してみたら、物質ではなくて「波動」だというのです。

皆さんご存知のように波動というのは、物質ではないでしょ? ただの振動、ウェーブじゃないですか。

ですから物質をなしている究極的な粒子というのは無いのです。

簡単に考えるならばエネルギーという事です。

ですからエネルギーが物質をなしている究極的な粒子という訳ですから、

エネルギーが変化して物質を成しているという訳です。

物質をなしている究極的な粒子というものは無いというのです。

 

皆さん、レントゲン写真を撮ってみると、皆さんの肉は映らなくて、骸骨が出てくるでしょ?

でも、X線を通り越して放射線で写すと、人の骨も見えずに、波動だけ、ウェーブだけが見えるんです。

もちろんその中には光というものが見えます。光の中に細かい振動、ウェーブが見えるんです。

だから皆さん、ここに物質、肉体があるように見えますが、実際には、映像なんですよ。立体映像。もともとはね。

でも、映像だったら物質はそれを通り抜けられないといけないじゃないか。ずっと続けてエネルギーが、凝り固まって、波動がもっとたくさんになったものだから、これが物質のように感じられるんですよ。

 

 

いわゆる、電気に感電してしまったら……電気は物質ではないでしょ?

電気に感電したら、ジリジリと衝撃が来るでしょ。物質ではないのに、皆さんには物質的な衝撃として感じられるでしょ。

例えば、スタンガンを使うとジリジリと感電するじゃないですか、映画やドラマに出てくるでしょ?

だから、それは物質ではないのにもかかわらず、それに当たったら物質に殴られたような、そんな衝撃が来るじゃないですか。

私が何を言いたいのかというと、

私たちが確固として感じるこの感覚、この扇子、このマイク、皆さんとの握手、これは実際には、このような電気的な衝撃と同じなんですよ。物質と物質がこつんと当たったように見え、感じられますが、厳密に言ったら波動同士、ウェーブ同士がぶつかったという事なんですよ。

 

感覚というものはそういったものなんですよ。

唯の電気的なぶつかりなんですよ。衝撃。

だから極端に言ったら、私たちは物質として存在しているのではなくて、唯の「波動」なんですよ。「波動」。

 

私は、何か物質の肉体だと思っていたのに,唯の波動に過ぎなかった。

私たちの本当の正体は、物質ではなくて、唯の波動だ、エネルギーだ。

そうしたら皆さんは取り立ててストレスを受ける必要はないでしょ?でもみなさん、お金の波動は好きじゃないですか!

とにかく、食べること、聞くこと、すべての感覚は、唯の波動、振動に過ぎないという事です。

日本のスピリチュアル雑誌を見ると、波動治療、振動治療という言葉が多いでしょ。それは理屈に合った話なのです。もともと私たちの体はそういう風にできている。

 

それで、みなさん、時間のある時に、仏教の般若心経について調べて、読んでみてください。見たことはあるでしょう?そこには、日本語の解説もあるはずです。解説を読む必要はありません。今日、私の話を聞いたので、般若心経をざっとご覧になったら、新しい理解が、ぱっと入ってきます。私はそれを諳んじています。一説一説が真理です。

3千年も前のお釈迦様は、今になって科学者がようやく発見しているその内容をどうしてわかったんでしょう。3千年前と言ったらどれほどの原始時代でしょうか?それにもかかわらず、3千年もたって今になってから、ようやく科学者が発見しようとしている事を、その方は、とても科学的にそこに書いています。

ずらずら・・・・・と書かれているその内容、今なら皆さんにも理解できることでしょう。だから、今日必ず皆さん、思い出したそのついでに般若心経を見てみてください。はっきりとくっきりと理解できることでしょう。

文字通り、般若心経は、心のお経という事です。英語ではハートストラー、ストラーとはお経です。仏教には8万ほどお経があるといわれますが、その中の心臓に当たるお経だ。だから、仏教の真髄だ。だから皆さんは、今日は仏教の真髄を受け取る機会に出会ったのです。わずか3、40分でね。

 

私たちは物質を、決して変わらない固定したものと考えているが、それは実際、物質ではない。とても活性化された波動だ。そしてそれは真実です。

そうしたら、いくらでも、それに変化を与えることができる。

波動や振動はいくらでも変化させることができるから。

それで、新しい心を持って自分の考えを変えれば、その考えの波動が変わるので、それが、ほかの波動に影響を与えるので、十分に物質に影響を与えることができるんだ。

だから、結局は考えが変わり、心が変われば、私の体が変わるんだ。

そのような理論が成立するんですよ。だから物質はとても堅固だ、固定している、という固定観念から抜け出すことが出来るんです。これは実は、科学者たちがほとんど分かっている内容です。

(講話ここまで)

 

本当は波動でありエネルギーの私たち!ますます自由になれそうです!

f:id:Yumikoema:20170627144232j:image