ÉMAncipé

自分をもっと解放していきたい 朗読者EMAの日々

少しだけ物理学

久しぶりに歌いたい歌があって

その楽譜はどこだっけ…?と

棚のファイル入れをごそごそ探し回っていると

たくさんの楽譜に紛れて

一昨年買った科学雑誌を見つけました。

表紙の言葉に惹かれて買った雑誌…

これです⬇️

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あ、コレちゃんと読んでなかったなと

パラパラページをめくっていると

イラストや写真が美しくて

探していた楽譜の事なんてすっかり忘れて

しばらくの間読みふけりました。

 

 

「無とは何か」

 


このテーマについて

45ページにわたって

最新の物理学のお話なども

イラストを添えながら解説されていました。

 


多分ものすごく分かりやすく

書かれているのでしょうが、

それでも私の理解は追いつかない所が

多々ありました😭

 

 

でも最後のまとめの言葉が

「仏教」の教えみたいで

素敵だと思いました。

 

 

仏教的文章を少しだけご紹介しますね。

 

物質は、大きさがゼロの素粒子でできている?


PART1で「素粒子」という言葉が登場しました。

素粒子は物質を構成する最動小単位のことで,原子核を構成する陽子や中性子は複数の素粒子が集まってできています。

 素粒子物理学の基本的な枠組み「標準理論」では、素粒子の大きさをゼロとしてあつかっています。38ページで「電子の大きさはゼロだと考えられています」と紹介しましたが、電子も素粒子の一つです。つまり、電子、陽子中性子で構成される原子は、大きさがゼロの素粒子が集まってできているのです。

 ということは、PART1で紹介したように「物質はほとんど“無”でできている」どころか、「あらゆる物質は、そもそも大きさのない素粒子が集まってできている」といえます。このように,「無」を突きつめていくと、そもそも「有」とは何なのか、という問題に突きあたってしまいます。

 素粒子は、はなれた場所にある別の素粒子に、「力」(電磁気力など)をおよぼすことができます。原子も、電子と原子核が電磁気力をおよぼしあうことで、その大きさを保っています。大きさがゼロの素粒子どうしが力をおよぼしあうことで、大きさのある物質、つまり「有」を形づくっているのです。


(P68 Newton 2019年5月号)

 

 

と言うことはですよ…

 

 

 

私達はここで何を認識しているんだ…?

 

 

 


私達自身が

究極的には「無」の存在で、

自分がそんな不思議な存在だとは

これっぽっちも思わずに

今日も生きている事の奇跡…

 


面白すぎる😂