自在を観る・自在に観る
ひと月程前、
職場の友人と、
社内の人間関係の話をしていたら、
そこから話が発展して、
生き方や在り方の話など
少し深い話になりました。
次の日に
「これ、読んでみて!」
と一冊の本を貸してくれました。
『365日を穏やかに過ごす心の習慣』
(フォレスト出版)
荒 了寛さんとおっしゃる
天台宗のハワイ開教総長をされている方の本でした。
仏教に疎い私でも、すんなりとお話が入ってくるほど、読みやすくステキな本です。
そろそろ返さなきゃいけないので、
先程、自分用に朗読を録音してみました。
4分の1読みました。
明日は残りを読めるかな?
この本の中でいいなと思った部分を少しだけ紹介しますね。
(以下抜粋)
心の習慣40
自在を見る
……最も大切になるのは、自分自身を見ることと自由自在に行動できることが両立することで、その両立こそが智顗(ちぎー中国天台宗の開祖)が強調するところの「止観」なのです。
(中略)
……観音様は「観自在菩薩」という別名を持っているのですが、この「観自在」という言葉にこそ、「止観」の本質が占められているのです。
つまり、その1つは「自在を観る(心を静かにして、自分自身の状況をありのままに見極める)」と言うことであり、もう一つは「自在に観る(自由自在に世界を眺め、心が求めるままに行動する)」と言うことです。
前者は「静」、後者は「動」。この両方を併せ持つことを智顗は「止観」と言っているのです。
これを、日ごろの行動に置き換えてみると、自分が置かれている状況や抱えている問題をきちんと認識できても、じっと考えてばかりいてはいけない。かといって行動すれば良いと思って、むやみに動き回るのも良くないと言うことになるでしょう。
両方とも「心によい習慣」をつけるために、非常に大切なことです。
(p190~193)
「自在を観る」
「自在に観る」
というのが心にスッと入って来ました😊
「静」と「動」の両立
つまり
「在り方」と「行動」の両立。
「内」と「外」
「心の世界」と「表現された世界」
とも言えますよね。
はげしく変化する「外の世界」に翻弄される事の多い私たちにとっては、
もう少しだけ
「静」
「在り方」
「内」
「心の世界」
の方にウエイトを置くと
「動」
「行動」
「外」
「表現された世界」
が整ってくるようにも思います。
明日はひな祭り🎎
我が家では「ひな祭り・イブ」を祝いました㊗️
娘がちらし寿司をセンス良く盛り付けてくれたので、それが嬉しくて速攻で写真に収めましたよ😊♫
ウチの娘、盛り付け方は女子力高めです😆💕