愛しかない
あちらの世界へ旅立とうとしている父に会ってきました。
父に会うまでは、
具合を悪そうにしている父、
苦しそうな父、
痛そうにしている父、
悲しそうにしている父、
そんな父の姿を
自分の頭の中でたくさん想像してました。
そして、
怖いな
なんか嫌だな
今更何話せばいいんだ?
会いたくないな
なんて気持ちになってました。
実際に会ってみると、
父は
点滴はしているものの、
自分の足で立って歩いて
談話室までやって来て、
いつものように笑顔で
いつものように早口で
いつものようにユーモアたっぷりに
お喋りしてました。
同じ話を何度か繰り返すような事も多々ありましたが、
それでも、自分の娘の三姉妹が
揃って見舞いに来た事を、
心から喜んでくれたようでした。
お医者様のお話だと、
父の身体の状態を調べた様々な検査結果の数値はどれも、父がいつ死を迎えてもおかしくない事を示しているのだそうです。
でも、私達の前に現れた父は、
いつもの陽気な父でした。
父は父を生きてました。
皆で冗談を言い合ったり、
昔の話をしたり、
孫たちの話をしたり…
父とこうして穏やかな時間を共有できる幸せ…😊
ここには愛しかないなぁと感じました。
感謝です😊💕
父の住む街に行く途中で、
私が生まれ育った町にも立ち寄りました。
「氷瀑まつり」!
寒かった〜❄️‼︎
でも、懐かしかったです😊
「こんなに寒い所によく何年も住んでいたものだね」
「あの頃の私たち、頑張って生きてたねー!」
と一番下の妹と二人で、
子どもだった頃の自分たちの忍耐強さを讃え合っていました😊♫