般若心経現代語訳
ゲート師匠が講話の中で「般若心経に書かれている事を良く理解しようとしてごらん。」と言われました。
私自身の般若心経の理解はかなりぼんやりしているものなので、ネットで調べてみました。
たくさんの方々が訳したり解説したりしていますが、私にとっては下の現代語訳が分かりやすかったので、メモの代わりにここに掲載しておこうと思います。
般若心経現代語訳
https://matome.naver.jp/m/odai/2141795115095977001から転載。
楽になれる方法を知りたいですか?
誰でも幸せに生きる方法を知りたいですか?
そのヒントを教えてあげます。
もっと力を抜いて、体を、精神を、楽にさせるんです。
この世の「苦しみ」も「辛さ」も、全ては「幻」なんです。
もっとリラックスして、安心してください。
この世は、現世は、空しいものです。
「痛み」も「悲しみ」も、最初から空っぽなものです。
そこに意味なんて、意義なんて、無いのです。
この世は、変わり行くものです。
「苦」を「楽」に変える事だって出来る。
「汚れる」こともあれば、「背負い込む」事だってある。
だから抱え込んだ負のものは、「捨て去る」事も出来るはずです。
この世がどれだけ「いい加減」な「幻」であることか。
「苦しみ」とか「病」とか、背負い込んだものに拘ってはいけません。
自身の境遇に必要以上に悲観的になってはいけません。
見えてるものに拘ってはいけません。
聞こえるものにしがみついてはいけません。
舌で感じる「味」、鼻で感じる「香り」人それぞれでしょう。
自分の感覚なんて、拘りなんて、「幻」のようなものです。
そこに拘っても、何のあてにもなりません。
現世には、様々な幻の干渉があなたに訪れます。
それで揺らぐ心に拘ってしまってはいけません。
心が、芯が、揺らいではいけません。
それが『無』というものです。
現世で生きている限り、色々な事があるものです。
「辛い」モノを見ずに、経験せずに、生きるのは難しいです。
避ける事が出来ない、あなたに訪れる「苦しみ」。
でも、そんな「幻」は、その場に置いていけばよいのです。
先の事は、誰にも見えません、分かりません。
無理して人生の先を照らそうとしなくていいのです。
見えない事を愉しめばいいのです。
それが生きてる実感というものなのです。
苦を全て避けた道を歩いて生きるのは、確かに難しいです。
でも、「明るく」生きるのは誰にだって出来るものです。
「明るく」生きる、とは、菩薩になるという事です。
菩薩として生きるコツがあるのです。
苦しんで生きる必要なんて無いんです。
愉しんで生きる菩薩になるんです。
全く恐れを知らなくなってしまうのは行き過ぎです。
現世にある適度な恐怖、苦しみ、痛み、
それらは明るく生きていくのに役立つはずです。
勘違いしてはいけません。
人の心を失い、非情になってはいけません。
夢や空想や慈悲の心を忘れてはいけません。
それができれば、涅槃はどこにだってあるのです。
現世での生きる道は、菩薩になろうとも何も変わらない。
ただ、その道で待ち構えるモノの受け止め方が変わります。
「心の余裕を持ちなさい。そうすれば、誰でも菩薩になれます。」
この「般若の言葉」を覚えておきなさい。
短い言葉なので、繰り返し唱えて覚えなさい。
意味は最初は知らなくてもいいのです。
細かい事は後から理解できます。
般若の言葉を唱えるだけで苦しみが小さくなれば良いのです。
嘘も、デタラメも、この世にある不条理を全て認めてしまいなさい。
受け入れれば、苦しみは無くなります。
この世の中は、そういうものなのです。
さて。
今までの言葉は、前置きとして全部忘れても構いません。
でも、最後にこれだけは必ず覚えておきなさい。
生きている中で、いつでも、どこでも、気が向いたら呟くのです。
心の中で唱えるだけでも、よいのです。
いいですか? この言葉を、よく聴いて覚えなさい。
『唱えよ』
『心は消え、魂は静まる』
『全ての真理は此処にある』
『全てを超越した時、悟りは叶うだろう』
『全てはこの真言に成就する。』
何も心配しなくて良いのです。
大丈夫です、安心して、菩薩の心で生きなさい。
(転載以上)
優しい言葉で書かれていて、ステキです。
何度もじっくり読み直したいです。
また、昔読んだ事のある柳澤桂子さんの訳もとてもステキだったよなぁ、と思い出し、調べてみると、ご本人が出演された「ラジオ深夜便」の音声がYouTube にアップされていたので、それもここに上げておきます。
今日の名古屋は小雨がぱらついています。
ゲート師匠のお話はあと2回……。
楽しみます😊
昨日見た名古屋城!立派でした!
シャチホコがピカピカ✨